「AU」と「UndertaleAU」の意味について
♡AUとは?
「Alternate Universe(オルターネイト ユニバース)」と言う英語の頭文字の略称であり、SF用語です。
主に大枠では英語圏での「二次創作」と言う意味での用語であり、
それに付随して「原典(原作/公式)とは違う展開などを表現したもの」「二次創作者特有の設定を付け足したもの」の意味を含む場合があります。
元々ドラマ界隈や映画界隈での二次創作でもよく使用されていた言葉であり、別にUNDERTALE専用の用語ということではありません。
なので基本的に「AU=非公式の二次創作」と捉えておけば間違いはありません、
何故ならば、パロディ、パラレル、イフ展開の他に、特有の設定を付け足していない原作に忠実なファンフィクションに対しても全て「AU」と言う言葉は使われる為です。
例えば、世界観が丸ごと変化しているパラレルワールドであっても、原作を参考に忠実に描いたパラレルタイムラインであっても、通常は大きく区別はしません。
みな、全てが「AU」と言う大カテゴリーに置かれるものであり、その中で更にAUの種類が細分化されています。
以下に人気なうちの例を示します。
学園パロディ→SchoolAU
現代パロディ→ModernAU
ファンタジーパロディ→FantasyAU
騎士と姫様パロディ→Knight&PrincessAU
性転換パロディ→GenderswapAU
家族パロディ→FamilyAU
マフィアパロディ→MafiaAU
などなど、かなりの数があります。自分がお気に入りのパロディはなんと表記されているのか調べてみれば、そのジャンルでの海外の方と二次創作の趣味が合う御友人を見つけられる手掛かりにもなるかもしれませんね。
♡「UndertaleAU」とは?
前述の通りの意味を当てはめますと「UndertaleAU」は大枠では「UNDERTALEの二次創作全般」のことを指し示します。
ですので、原作に忠実な二次創作であろうと、原作とはキャラクターや舞台設定も大きく違う独自設定を付け足した二次創作であろうと、大枠では等しく「UndertaleAU」のくくりであるのです。
よく海外の方が、本家UNDERTALEのファンアートなのに「UNDERTALE」以外に「UndertaleAU」のタグも併用して投稿しているのは、「この作品はUNDERTALEの二次創作だよ!」と言うことをわかりやすくする為でもあります。
本家UNDERTALEが発売より10年以上経った現在、UndertaleAUと言う二次創作も世に同じ年月の分だけ流れていきました。
その中で、「本家に忠実な二次創作」以外にも「本家とは違う世界観(別のテーマでUNDERTALEを表現した二次創作や、UNDERTALEを元に一から再解釈して考えた二次創作など)を主に描いた二次創作」もかなり増えてきました。
本家には無い独自設定が過多であったり、本家にいないOC(オリジナルキャラクター)が出演したり、舞台が地下世界では無かったり、と。後年に続くにつれ、「UNDERTALEのシステムを踏襲しつつ、独自で世界観設定を深く作り込んだ作品群」が数多くこの界隈には増えていきました。
そうしたAUの作者が個人ごとに有名になり、その作者のAUの派生を他の作者が作り、その作者がインスパイアを受け全く違うAUを作り、そう言った作品を纏めて紹介するまとめWikiなども数多く立てられ……と、
いつしか「UNDERTALEを元にした上で独自世界観を色濃く付随させたもの(世界観を丸ごと変化させたものも含む)」の方を「UndertaleAU」として認知する人も増えてきたのです。
2026年現在「UndertaleAU」と聞いたら、「本家のUNDERTALEとは姿や種族が全く違うキャラクター、役割や年齢に変化が与えられたキャラクター、本家より異常に強すぎるキャラクター」等が思い浮かぶ方のほうが多いのではないでしょうか。
もしくは「本家よりかなり残虐な方向性になったキャラクター」も思い浮かんだのではないでしょうか。
少なくとも「UndertaleAU」と聞いて、「本家のUNDERTALEのキャラクターだけが描かれているんだな!」と解釈する人は、現在の日本人の間ではかなり少ないと思います。
それ程の長い間、本家のUNDERTALEとはかなり違う設定のAUが世に溢れ出たと言う証明でしょう。
あまりに本家のUNDERTALEと掛け離れた世界観設定のAUが数多く増えた今の世の中、その世界観の練り込みの深さに夢中になり楽しむ人も多くいれば、同じ数だけ「公式に対するリスペクトが無い」「公式作品の二次創作を見たいのに、名前だけ借りたオリジナルキャラクターを量産した作品ばかりがタグを占拠している」と言う意見も出てきました。
界隈が長く続く中でそう言った二次創作に対する意識の違いも様々な方向に動き、現在「UndertaleAU」と言う単語は多くの人にとっては「UNDERTALEの物語やキャラクターを独自設定と世界観で味付けした作品群」と言う認識の方が強くあると思います。
ここで少し話を戻します。
「UndertaleAU」の言葉自体は「本家UNDERTALEの二次創作」「独自設定と世界観を付け足した二次創作」のどちらにも当てはまることに注意しておきましょう。
どちらも過程は違えど含まれる意味は、UNDERTALEのAU(二次創作)だからです。
ですので、本家UNDERTALEの作品のタグに「UndertaleAU」のタグがついていてもなんらおかしいことはないのです。
言葉として自然であり、「作品名+AU」表記はどのジャンルでも自然に行われます。UNDERTALEだけでの言い方ではありません。
他作品を例えに出して申し訳ありませんが、「鬼滅の刃の二次創作全般」は「鬼滅AU」であり「ハズビンホテルの二次創作全般」は「ハズビンホテルAU」なのです。
そこに独自の世界観や設定が付け足される場合はAU作者が個々に解説を纏めたり、公式と区別する為に別のタイトルや独自タグのみをつけたAUとして発表されたりしています。
UNDERTALEタグとUndertaleAUタグの併用をすることは「間違い」だと思われるかもしれませんが、言葉的には全く間違えていないところが複雑なところです。
実際「UNDERTALEのキャラクターを描いたからAUタグも一緒につけておく」と言う人も、「AUのキャラクターを描いたから、元になった作品を示して公式を紹介出来る導線にする為にUNDERTALEのタグも一緒につけておく」と言う人も、2026年現在も海外と日本どちらにも多くいます。
また公式からそう言った棲み分けのルールと言うものはNSFW専用タグ以外での提示は行われておりません故、
併用したい方はしてもいいと思いますし、タグを棲み分けている人が多いから併用はやめておきたい方もまた、NSFWの範疇で無いのなら両者共に個人の自由の領域だと運営者は考えます。
公式が提示したルール外での細かい棲み分けや諍いはなるべく少ない方が良いとも思います。あまりに独自ルールが界隈内で増えすぎると、AU新規の方も入りにくくなると思いますので。
また、閲覧者側に配慮をして下さっている方は「UndertaleAU +AU名のタグ」だけを使用して投稿されていることも多い為、色んな組み合わせでタグからAUを見つける為の入り口にしてもよいかもしれません。
見る側としては、そう言った作品群の取捨選択が必須にはなってきますが、インターネットは見たい作品、見たくない作品を自分で選べます。
余程、これらの概念に対して露悪的な使い方(例えばAUのタグをつけて犯罪的な写真を上げる等をして迷惑をかけたり、他者のAUを指名してこきおろし侮辱的に貶めたり等の看過出来ない状況)をしている人がいない限りは、
「これは自分にあわない作風だな」と額縁の前を素通りする権利が、閲覧者の方には全員あるのです。
あわない作品があったら、口には出さずにその場をそっと去る。
あう作品があったら、黙ってその場に留まる。
はじめてUndertaleAUに触れてみたい方は、
この言葉にはこう言った経緯や長年の空気があり、様々な方向性で優しさや配慮をしている方々が沢山いるが故にタグの使い方にも個性があり、その流れで上記のような複数の意味を含むことを十分に理解した上でネットサーフィンをするとよいでしょう。
閲覧下さりありがとうございました。
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